メールマガジン

2007年

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◆◇◆FMIC メールマガジン◆◇◆
2007年12月25日 第18号 http://www.fmic.jp/

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FMICはJMAC(日本能率協会コンサルティング)とドイツのIMIG社による戦略的合弁企業として設立されたコンサルティング企業です。企業の成長 戦略デザインとその実現化プロセスをサポートします。

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~未来開発経営/戦略デッサンノート(16)~
「自ら未来を創る:その5:Goalを描く」 
                      FMIC 大岩和男・岩崎壽夫

  皆様、本年も残すところ、あとわずかとなりました。今年もFMIC活動に対するご指導、ご支援にこころからお礼申し上げます。今年は多くの企業の皆様と未来開発に関するプロジェクトやワークショップが活発に展開された1年でした。また、本メールマガジンに関するアドバイスや応援にも、あわせてお礼申しあげます。来年も皆様にとって、良い年でありますように。
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未来開発経営の基本コンセプトは「未来は来るものではなく創るもの」です。
2007年10月からの「自ら未来を創るための10ケ条」シリーズでは、
その1:一人称
その2:2軸思考
その3:Thank you(未来顧客起点)
その4:試行力は思考力を磨く
ということについてふれてきました。今回はその5「Goalを描く」ということについて考えてみたいと思います。

”Goalを描く”とは、未来開発におけるありたい姿や革新ビジョンを鮮明にすること、あるいはビジョンを鮮明にするプロセスを通じて、目標の共有化をはかること、Goal目標を起点に未来開発や改善活動を加速することを意味しています。Goalを描くことの基本的なねらいは何でしょうか?『合意』『強引』のちょっと異なった2つの視点から考えてみましょう。

①Goal議論を通じて未来目標を『合意』
 
企業活動における将来議論や改善活動議論は、ともすると問題点からスタートしがちですが、それだけでは、牛の角を矯めて(ためて)牛を殺すになってしまうこともあります。本来、自分たちはどうしたいのか!の議論は未来開発や改善活動を前向きに牽引するためのエネルギーを与えてくれるでしょう。
 
そのために、ありたい姿や革新ビジョンの議論は「誰のために」という視点で検討することが重要です。未来開発経営の導入ワークショップでは「顧客にとって」「自社にとって」「パートナーにとって」「自分たちにとって」等の見方から議論をすることを推奨しています。このような見方を定めることによって、ありたい姿や革新活動の目標議論を効果的に行うことができるでしょう。
 
また、将来のありたい姿を共有する方法のひとつとしてロジカルシンキングのオプション思考も重要です。これは将来の可能性について複数の代替案をえがきその事前評価議論を行うものです。素材メーカーA社の研究チームでは、中堅メンバーまで含めて、ごく自然に戦略代替案議論がされています。このようなありたい姿議論ができる集団は総じて元気な集団です。

②Goalは『強引』に実践へ
 
Goalを描くことの2つ目のねらいは「実践」です。ありたい姿や目標設定を終えると一安心、というような会社や組織が時々あります。ビジョンや目標が額縁やパワーポイントのプレゼ資料で終わっている、というようなケースも見かけます。本来、Goalを決めることの本質的なねらいは行動を開始することにあります。
 
ありたい姿や目標を決めることで、今までぼんやりしていたことが見え始める経験はたくさんの人がしていると思います。これを未来開発経営的には「微弱信号・兆し情報を感知できる」という言い方をします。一般には微弱信号が感知できた段階で2つの行動が選択できます。「もっと詳しい情報収集をしよう型」と「とりあえず行動開始型」です。未来開発経営的にはもちろん後者がお勧めです。「兆しに手をつければ挑戦の”挑”」という言葉のとおり、行動起点で試行・思考することが未来開発経営ともいえます。
 
電子部品メーカーB社の革新コーデネータCさんチームは「Goalは強引に」を合言葉にしています。ありたい姿を描いたら、まずは行動してみる、行動しながら、振り返りとレベルアップを考える。もちろん、そのためには、総花はできないので、結果的にモノゴトの重点化も進みます。このように、ありたい姿づくりと行動する姿が一体化できている集団や組織は総じて元気な集団です。

さて、2007年も残すところ、わずか。今年、皆様はどんな未来開発に取り組んだでしょうか。今年の取組みをちょっと振返りつつ、来年以降のありたい姿や革新ビジョン・Goalについて思いをめぐらせるにはちょうどいいタイミングでしょう。「人に言う前に自分がやれ!」という読者の皆様の声が聞こえてきます。そうです。私達も一人称で、今年の取組みの振返りと来期計画を行っています。そのような結果を未来開発ワークショップや改善活動の場で皆様と共有することを楽しみにしております。あわただしい年の瀬がせまっていますが、皆様、くれぐれも健康にご留意ください。

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◆◇◆読者からのコメント◆◇◆

読者の方々から下記のような励ましのコメントをいただきました。ありがとうございます。
・経営者の一人称化こそが重点課題ですね(電気機器 Dさん)
・仕事のヒントに活用しています。転勤先にも送ってください(情報 Eさん)
・役にたつ会社のみならず頼りになるレベルを目指します(サービス Fさん)
・未来開発ワークショップの振返りに使っています(電子部品 Gさん)

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◆◇◆お知らせ◆◇◆

FMICとドイツIMIG社は、IFML(International Future Management Leader Training)【インターナショナル次世代経営者育成プログラム】を計画しています。ドイツ・アメリカ・中国・日本の4地域を各1週間訪問し、経営戦略やイノベーションマネジメントについて、現地の企業と交流します。
世界の次世代経営者との仲間作りや自社の経営革新構想の立案をお考えの皆様のご参加を、お待ちしております。

ご興味のある方はこちらまでご連絡ください。

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◆◇◆編集後記◆◇◆

年の瀬も押し迫ってまいりましたが、お掃除はお済でしょうか。FMICも今年の出勤は明日まで、明日は大掃除の予定です。いらないものを整理するのもよい1年の振り返りになります。新しい年を気持ちよく迎えたいと思います。

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