メールマガジン

2010年

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◆◇◆FMIC メールマガジン◆◇◆
2010年9月17日 第62号 https://fmic.jp

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FMICはJMAC(日本能率協会コンサルティング)とドイツのIMIG社による戦略的合弁企業として設立されたコンサルティング企業です。企業の成長戦略デザインとその実現化プロセスをサポートします。


▼ INDEX ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      
 (1)FMIC秋の特別セミナー開始
 (2)「はじめるをはじめよう」その39
 (3)開催セミナー
 (4)特別企画研究会【企業を超えて未来を創る<未来維新会>】
 (5)出版物のご紹介

====================================================================== ■FMIC秋の特別セミナー開始

【未来戦略経営の実践】
 ~ 目先対応から収益力ある未来戦略へ ~

  FMICでは10月~12月にかけ、FMICの未来戦略を通して、企業皆様の現在と未来の課題を解決していただくための支援として、セミナーを開催いたします。

 「今日の経営」、「未来の経営」、「基盤強化手法」の3レイヤー、全24講座を開催いたします。  ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

 <FMIC未来戦略>
 企業や事業としての未来を描き、その実現に向けた戦略・技術・プロセス等
 を構築すること

 ・中長期事業戦略と未来戦略の融合
 ・戦略方針と未来開発のシナジー化
 ・未来志向の次世代コア人材育成

 [お勧め講座]  *()は講座番号
 1.中期計画や経営戦略のレベルアップに向けて
  (K-02)サムソンとソニーの事例から経営革新を考える
  (K-04)グローバル化戦略のための最前線マネジメント
  (K-05)CTOチームによる新規事業創出
 2.事業計画の実現力・変革力強化に向けて
  (F-03)未来戦略経営の実践から学ぶ
  (K-09)俊敏な変革活動実践手法T-CAPDo
  (G-03)職場をみるみる変える≪板書ファシリテーション術≫

▼「はじめるをはじめよう(その39)」▼━━━━━━━━━━━━━━━━

   
明確な市場研究と競争戦略による空港の建設

                       FMIC 大岩和男・岩崎壽夫

韓国・仁川空港は国策事業として2001年に開港しました。現在は滑走路3本をもち、開港8年で年間利用者4400万人(成田は5400万人)に成長しています。 規模だけでなく、仁川空港は世界空港サービス評価で5年連続第1位になっています。さらに現在、2020年を目指した拡張が行われており、完成後は年間利用者1億人の東アジアハブ空港になることが確実視されています。

このような競争力の高い国際空港はどう企画されたのでしょうか?。韓国政府が新空港建設方針を決定したのが1989年。以降、さまざまな民間企業の発想が活かされてきています。たとえば、初期のフィージビリティ調査は2年間でわずか”9000万円”の予算で、国内外の専門企業に依頼。世界中の知恵を有効に活かした企画が行われました。

候補地選定は22箇所から、政治的判断ではなく経済合理性から仁川に決定。需要予測は韓国国内はもちろんですが、仁川から3時間30分以内にある人口100万人都市40箇所の需要調査、日本の30以上の地方空港との地域ハブ化構想をもとに検討されました。
はじめから東アジアハブのコンセプトを明確にしていたことがわかります。

当時のライバルである成田・関西空港との価格競争力をあげるために着陸料を23万円に設定(成田90万円)。そして、このような価格でも運営できるように、仕事の90%を民間にアウトソーシングしシステム化が進めれています。また、出入国40分以内というサービス目標をさだめ、すべての業務担当がこのための改善に取り組んでいるそうです。

このように、国の大きな方針と民間の知恵の融合によるプロジェクトが隣の国でできたのです。FMICも一人称で「未来戦略のビッグピクチャー」と「自ら化チーム」による未来産業創発をすすめています。

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■開催セミナーのご案内

  ◆未来経営を担うリーダー交流会
  日 時: 2010年11月12日(金) 13時30~17時

  詳細が決まり次第お知らせいたします。

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■FMIC特別企画研究会 【企業を超えて未来を創る(未来維新会)】

 様々な企業の方々を一同に介し、未来産業を創発するという志のもとで、企業横断型の研究会「未来維新会」を開催しています。

  企業横断で未来産業を議論し、あるテーマを元に社会・地球・地域・未来事業・技術開発・企業組織等についての研究を行ないます。研究結果や議論プロセスや発想法は、各社の未来づくりにも反映できるように工夫しています。
  
  <<第3期も終盤>>
  第一期・第二期共に多くの皆様にご参加頂き、多数の未来に向けたアイディアが
  生まれ、今後始動可能な事業案も発表されました。おかげさまで、第3期も志高い
  参加者の皆様にお集まりいただくことができました。

  「第3期もいよいよ終盤。第4期の募集もまた始まりますので、ご興味のある方は
  お問い合わせください。

  * 研究会概要とお申込み・ご質問などはこちらをご参照ください。

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■出版物のご案内

『未来戦略シナリオ』  
 企業のリーダーやマネジメントに携わる方々。また、未来に向けた戦略立案に関心のあるビジネスパーソンの皆様はぜひご一読ください。
 /sendmail/ApplyBook.html

『職場を変える 富士通の品質改善活動(Qfinity)』
 21世紀型の全員主役・俊敏改善の基本手法と事例が紹介されています。
 FMICも活動展開と執筆に協力させていただきました。
 /sendmail/ApplyBook.html

 上記2冊は弊社HP、または各書店HP・店頭にてご購入いただけます。

 ▼FMIT 技術資料▼
  1.真のグローバル化による成長戦略
  2.イノベーションとは未来づくり
  3.サムスン電子の開発価値革新に学ぶ
  4.気づきからイノベーションを
  5.デジタル時代を支える本人認証
  6.企業連携による新規事業の立ち上げ

 未来開発経営の技術を広く社会へ提言。未来経営を担うリーダーの皆さまの必読書です。ご購入・ご質問は下記メールアドレスにお問合せください。

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FMIC個人情報保護に対する基本方針について
https://fmic.jp/policy.htm

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編集(佐藤・梅北)

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